会長挨拶

 

       栃木県宇都宮西倫理法人会

 

平成30・31度度 会長方針

 

「組織の活性化と人間力の向上」

 

昨年、世界から注目されたアメリカ大統領にトランプ氏が選出されると同時に、世界経済、株価などにも様々な影響が出始め現在もダウ平均市場最高値を更新する状況の中、北朝鮮の核ミサイルの問題など予断を許さない環境にあります。

 

また、我が国においても、日経平均株価が2万円前後で推移し、2020年東京オリンピック、2025年大阪万博などの大イベントがある半面、安倍政権の支持率低迷、政治家、企業の不祥事、想定外の事件などから日本人としての倫理観が薄れてきたように感じられます。

 

さらに、第四次産業革命といわれる、人工機能、ロボットなどの開発が進み、人間とロボットが共存していく時代が起こり得るかもしれません。

 

このような状況下に、私達は倫理法人会という全国組織の会に出逢い人間としての倫理観を学べる絶好のチャンスが得られています。倫理経営を実践し人の輪をつくり、結果として自己の大きな人脈に繋がります。

 

倫理研究所は、昨年に引き続き本年度も、「地球倫理の推進」と「日本創生」を二大スローガン掲げ、循環の原理を踏まえた柔軟かつ堅固な組織づくりを目指し、常に内外拡充をはかり、揺るぎない共同体の秩序づくりと幸福な人生の創造に資する事業を積極的に展開します。

 

栃木県倫理法人会は、倫理法人会が目指している「国内10万社実現に向け、ゆるぎない7万社体制の構築」の3年目の普及活動として、拡充上期中間目標の達成、下期年度目標の達成を目指します。

 

また、組織充実及び活性化のため、県・市町が開催する事業への参加、各行政との信頼関係の構築などを通して多くの人に倫理活動を的確にPRして普及につなげます。

 

宇都宮西倫理法人会は今年度10周年を迎えます。大きな節目の時期に会長という大役をいただいたことに責任の重さを痛感しております。私は、約10年前に宇都宮市倫理法人会に入会し、右も左もわからずこんな世界があるのだと、それませ何も学ばず一匹オオカミで仕事をしていた私にとっては、倫理法人会のすべてが新鮮でした。

 

間もなくして新しい単会を創ることになり、紹介者の炭田さんをはじめ、関口さん、池田さんが立ち上げ主力メンバーとして開設したのが現在の西倫理法入会です。

 

開設にあたり本当にご苦労されている姿を見てきましたし、設立式典においては大きな感動を味あわせていただきました。あれから10年の月日が経つのだと思いながら、先代会長の関口さん、池田さん、飯田さん、長坂さんが築きあげてきた会の歴史を守りつつ、更に会員さんひとり一人が自分の成長と誇りを持てる会にして行くことが会長としての使命だと思っています。

 

そこで、私の任期中のスローガンを『組織の活性化と人間力の向上』として会の運営をして行きます。平成30年8月8日には10周年式典を行います。その為には会員さん一人ひとりの力を結集し、執行部、各委員長、副委員長が緊密な連携しつつ、自単会の成長を我が喜びとして共に共有していく事が大切だと考えます。

 

日本の中には、数限りない会が多く存在しています。しかし、倫理法人会の会員さんは、わずか日本の人口の3%と稀有な存在です。今一度、原点に戻って倫理経営とは何かを心に刻みながら皆様とコミュニケーションを取りながら学んでいければと思っています。

 

また、普及拡大にあたり新規会員さんの獲得を研究所が定める期日を前倒しして来年の3月までに100社達成に向けた活動を積極的に行います。特に当会には、他の会にない強みが沢山あります。自単会独自の勉強会、食事会、レクレーションなどを更に深堀をして、宇都宮西倫理法人会の会員で良かったと思ってもらえる、栃木県ナンバーワンの単会を目指して参ります。

 

その為には、役員さんを始め会員さんが何の為に倫理で学び、実践をするのかが大きなカギとなります。倫理は人生を歩む中で継続して勉強することで、家庭円満、社業の発展、社員さんの幸せを創る事は出来ないという気持ちを常に持ち続ける事が必要です。

 

万人幸福の栞の17ケ条にある、物事を進めて行く目的、決め事、意味などを理解し、倫理の実践に邁進しましょう。

 

平成29年8月25日

 

宇都宮西倫理法人会

会長 木﨑秀郁

 

活動指針

活動指針1:モーニングセミナー委員会

 

モーニングセミナーは、倫理法人会では核となる。

運営準備から始まり、役員朝礼、セミナー開催、朝食会までの流れをしっかりつくるためにモーニングセミナーマニュアルを活用して委員の方と共有をはかる。

 

1、形にこだわった役員朝礼

2、感動と自己革新を図るモーニングセミナーの開催。(講話者選定)

3、時間にコミットしながら参加者の存在意識した朝食会。(個々感想発表)

4、倫理の基本となる動作や心得の意味の共有(2分前静寂、食事のあいさつ)

5、配布資料の置き方の統一。

6、活力朝礼のアピール(アイ・シー・エス様の朝礼フェスティバルDVD活用)。

7、役割分担、会員スピーチの事前案内、講師案内など西倫理新聞を活用。

8、入会式にて、倫理法人会憲章を額縁に入れ進呈。

9、100社モーニングセミナー、掃除研修(年2回位)

 

活動指針2:朝礼委員会関連

職場の教養を使い活力朝礼を実施、浸透することは社員さんと企業のコミュニケーションを図る絶好のチャンスであり、経営理念や経営方針を共有することで良い社風が出来るということを体感してもらう。さらに、参加導入しやすくする為に朝礼見学会や朝礼研修を活用した提案をして行く。

1、会員さんに職場の教養たてをくばる。(会長木崎と専任幹事中鉢担当)

2、朝礼フェスティバルのDVDを活用。

3、職揚の教養にPRシールを張る。

4、西倫理会員さんや他単会会員さんの朝礼見学開催。

5、西倫理法人会独自で朝礼研修を会員さん向けに開催。

 

活動指針3:研修委員会関連

普及拡大につなげる重要な委員会であります。

また、朝は参加できない会員さんに対して、昼間、夜などに学んでもらえるための研修なので、西の会員さんで参加できていない方の掘り起し、新規会員さんの普及につながる講演会を具体的に計画を図り、会員さんの心理や価値を考えたアンケートを作成し、講演会終了時に回収し次回につなげる。

1、倫理講演会30年2月5日開催

2、イブニングセミナー3回開催(29年11月、30年4月、30年6月)

3、池田塾2か月ごと

 

活動指針4:普及拡大委員会関連

今年度10周年記念式典開催するために、早めの普及達成を考えながら普及活動を行っていく。その為に、定例役員会で毎回戦略会議を行い具体策を探る。

1、中間目標30年2月19日97社

2、西倫理目標30年3月31日100社

3、年度末目標30年6月30日100社

 

活動指針5:広報委員会関連

広報委員会は、会員さんへの情報発信という役割で毎月発行している西りんを内容を検討しながら引き続き行う。また、年間スケジュール関連、各セミナー、各委員会イベントなどの告知を会員さんやオブザーバーに見える化企画を行う。

1、毎月の西りん発行。

2、2か月聞の講話者の紹介。

3、年間スケジュールを作成。(県委員会会議、西役員会、各委員会ごと、各イベント)

4、モーニングセミナーの月間役割分担表作成。

 

活動指針6:女性委員会関連

女性委員会は、県の女性委員会事業と西倫理会員さん向けにイベントを開催し、新規会員さん獲得と西女性会員さんの参加率を増やしていく。また当会でも、昨年度女性会員さんが多く入会されましたので委員会を盛り上げて行きたいと思います。

1、日本伝統文化(着物、着付け)

2、委員長中心に企画

 

活動指針7:青年委員会関連

青年委員会は、毎年開催する弁論大会が主流になると思います。45歳未満の若手経営者が自分の体験談、将来のビジョンなどを多くの会員さんに発表することで大きな学びとなり、更に自己成長できるイベントになります。日本は、後継者不足で廃業する企業が増加傾向になり、事業継承が注目されるようになりました。

昨年度、栃木県倫理法人会として以前行っていた後継者塾を復活する動きがあるようです。

1、弁論大会

2、県の忘年会の企画

3、委員長中心に企画

 

活動指針8:事務関連

事務関連は、会の運営に対して重要な部署になります。毎回のモーニングセミナーでの連絡事項報告、会計処理、経営者のつどいや役員会関連の設定、各資料つくり、会員へ事務連絡などまだまだ沢山の仕事を要します。事務長、副事務長で役割を分担して運営して下さい。

1、サイボーズ、西倫理グループLINEメーリング。

2、役員会の出欠管理もLINEメーリングで明確に管理する。

3、西会員さんの誕生日を管理。(役員会、広報委員会で共有)お花、メッセージカードなど会員さんの為にお祝い。

 

その他

西倫理10周年記念式典を、平成30年8月8日に行います。

それにともない、準備委員会を立ち上げたいと考えております。当然リーダーは必要になりますが、この式典は会員さん同士がコミュニケーションをはかれる絶好の場なので全員参加をめざして行きたいと思います。

委員会ごとに、2、3か月に1回集まる機会をもうけて、委員会の活性化を委員長主導のもとに実施して行く。(飲み会、食事会など活用)

役員会開催後、役員同士のコミュニケーションを図るため食事会開催。

 

以上のことを会員のみなさんと共有をし、西倫理法人会に入っていて良かったと誇れる会に一歩一歩進んで行ければ良いと思っています。誰一人が欠けても成立しません。

 

 

仲間を大切にして、人の縁を広げる会にして行きたい。これは、会長の思いだけでは不可能です。会員の皆様と共に歩んで行きたいと思います。今期一年間どうぞ宜しくお願いいたします