栃木県宇都宮西倫理法人会
平成27年度 会長方針
100社復帰を目指そう
宇都宮西倫理法人会は、設立7年目になりました。これも歴代会長はじめ役職者、幹事、会員の皆様のご努力とご支援の賜物と感謝申し上げます。
今年度も昨年度に引き続き会長を務めさせていただきますので、よろしくお願いします。
私は、当単会誕生と時を同じくして倫理法人会に入会させていただきました。以来、純粋倫理を学び、私なりに倫理運動の丸山敏雄創始者が発見した「幸せになる法則」は、徳福一致(守れば幸福になり、外れればきっと不幸になる)が根底にあると思っております。
この純粋倫理には四大特色があります。
1.絶対性 何時、誰が、何処で、どれほど行っても、常にすべて人類を幸福
に導く。
2.普遍性 世界人類が同時にあまねくこれを行っても、何人も同時に幸福 になる。自他共に同時に幸福になる。
3.一貫性 いつまでも変わらない。歴史により、何の変化も受けない。
4.基本性 一切生活の基本となり、宗教・教育・政治・経済、すべてのもとになり土台になる。これをはなれては人類の文化は成立しない。』(出典:倫理経営原典 丸山敏秋編著より)
この4つは、易不易の法則でいうところの不易、つまり変えてはならぬ、忘れてはならぬものです。今年度もここを見失わぬよう心掛けてまいります。
私たち経営者は、「経営倫理」と「倫理経営」を誤ってはいけません。
『経営倫理と「倫理経営」とは時にほぼ同義語として使われるケースもありますが、その字面からしても、「経営における倫理」と「倫理による(基づく)経営」という意味の違いがあります。
本来の倫理や道徳は、人間の行為の積極的な規範、拠り所でなければなりません。親としての規範がしっかりしていれば、もっと堂々と子供に対してふるまい、健全な家庭を築けるはずです。企業の倫理も、それが守られることで、企業が安定し、繁栄の基盤になるものでなければなりません。
本来の倫理とはなにか。それは、物理や生理や病理と同様の意味の、人間生活の普遍的な「理」なのです。』(出典:倫理経営のすすめ 丸山敏秋著より)
翻って、易の部分つまり変えるところも多々あります。
本年度は、倫理法人会方針である拡充3年目の最終年度となります。当単会も正倫理法人会の条件である100社復帰を目指しますが、当年度においては栃木県の達成期日である平成27年6月30日までに85社を早期に達成いたします。
そのためには、栃木県倫理法人会の活動方針の ①人づくり ②形づくり ③内容づくりを推進していきます。具体的には、
モーニングセミナーの形づくり、内容づくりとして
・会員企業への訪問を行う
・勉強会・親睦会の案内と訪問を行う
・役員朝礼役割等のローテーションを行う
人づくりとして
役員は純粋倫理の意義を確固なものとするため経営者セミナー(富士研)へ参加する
倫理法人会を広く知ってもらうため会員外へ向けたイベントを開催する。
明るく活力ある会にするため男女バランスのとれた会員構成にする
以上を今年度の活動指針とします。
また、当会の本年度のスローガンは昨年度に引き続き「勇仁」といたします。「勇仁」とは「論語」憲問第十四にある、「子曰く、徳有る者は必ず言有り。言有る者は必ずしも徳有らず。仁者は必ず勇有り。勇者は必ずしも仁有らず。」の一文から取ったものです。倫理の道は「徳」と「仁」にあると考えます。
来年、平成27年9月3日は、倫理研究所70周年になります。そういった意味でも本年度は倫理法人会が一層飛躍する年度とならねばなりません。
私は、当宇都宮西倫理法人会を更に充実させ、会員の皆様が入会して良かったと思っていただけるよう、更なる努力をする決意です。
平成26年9月1日
宇都宮西倫理法人会
会長 飯田国夫